前回は、精液検査、卵管造影、AMH検査の３つについて体験とともに書きました。今回は３つの検査を経てのタイミング法の結果、どこまで続けるのかなどを書いていきます。書いてることは個人の意見ですので、ご了承ください。
前回の続き
３つの検査は、特に問題はなかったので、タイミング法を続けることにしました。2話でタイミング法について書いていますので、良ければご覧ください。（妊活日記②）
タイミング法は簡単に言うと排卵日を予測してくれ、その前後に夜の営みをしてくださいねというものです。前回も書きましたが、シフト制や３日連続お願いね。みたいなことは一方的にではなく、2人で話し合って決めてください。排卵のタイミングを合わせるよりも2人のタイミングを合わすことのほうが大切です。
私達は、不安なことや今後のことなど何でも話し合っているつもりでした。妻はそれでも1人の時に不安でInstagramやX（旧Twitter）、Yahoo!ニュースなどを見て一喜一憂し、とてもストレスを感じていました。私はSNSなどは、調べて参考にするのは良いと思っていますが、そのまま受け取るのは良くないと思っている人です。だって人それぞれだし、正解なんてほとんどないんだから。まず誰が言うてるん？って思ってしまう人なんです。（この日記も思われているだろう…。）
私の感覚上、女性の方がSNSに左右されているイメージ(偏見です、これが正解ないってやつです)この頃からSNSの見過ぎは良くないと伝えていたのですが…なかなか難しいですよね…良い情報も多いですし…
こういうことってあるんです
タイミング法から不妊治療をスタートしたら私達は、子どもができたら、めちゃくちゃ嬉しいけど2人の時間も楽しみたいな〜でも歳が歳だから…と葛藤していましたが、この頃の考えは甘いですねー
妊娠って本当に奇跡です。不妊治療をしている人は、たぶんみんな思っていると思います。
大丈夫！すぐできるよ〜
は不妊治療をしている人からしたら悪魔のささやきです。絶対に言わないでください！すぐできるんやったら悩んでないし、病院にも行ってない。不確実なことを言わんといてください。お願いします。慰め、励まし、思いやりがとてつもなく心を壊すことがあります。言葉の暴力は、怖い。言葉には気をつけましょう。私も気をつけます。
さて話に戻ります。３つの検査で何もないってことは、すぐできるんかな〜と本気でこの時は思っていました！ちょっとベビー服見たりなどの余裕までありました。
そして1.2回タイミング法でも妊娠しませんでした。妻は落ち込んでしまう…私は妻が落ち込まないように生理が来たら、アイスパーティーやお酒パーティーなどで2人の時間を楽しもうと提案しました！妊娠したらできないこと、2人にしかできないことをしました！それで落ち込む気持ちを何とか和らげてプラスにとれるようにしました！2人でも楽しい！これは今しかできない！というのを大事にしました！(おそらくそれでも妻も含め女性は100%落ち込みます)
3回のタイミング法で生理がなかなか来ない…これは…でも口に出してはいけない…
2週間ほど予定日とずれていて、これは来たなと内心思った頃、トイレにいる妻からアイスパーティーしよ！とLINEが来ました。妻がトイレから出て来るまでに気持ちを落ち着かせて、絶対妻に不安な顔を見せないでおこうと決めました。出てきた妻に大きい公園に行って散歩しよ！と言いました。なぜそんなことしか思いつかなかったのかと今は反省しています。
近くの大きい公園に行き、お互い話をしないとあかんと思いつつ2人で黙ってサイクリングしました。その時です…こういうことってあるんです…私はわかっていました…不妊治療あるあるやと思います…
普段連絡なんてしてこない兄から電話がきました。私は電話をとった瞬間、兄の声を聞く前に
おめでとう！兄貴！
って言いました。私の予想通りです。妊娠したという報告でした…
(空気も読めるし、未来も見える私…ただ自分たちの未来は見えない…)
妻に聞こえないように電話したつもりでしたが、聞こえていました。その後、2人で今回もダメだったね…次どうする？などの話ができたので、良いきっかけだったということにしています。
この頃から人のそういった幸せを素直に喜べなくなってしまっていたんだなと振り返ると思います。錯覚ですが、この頃から芸能人の妊娠ラッシュが始まる感覚です。
一回吹っ切れて、2人でしかできないことをリストアップし、2人で楽しみ尽くそうと決めました！これをきっかけに2人で一緒に楽しむことが好きだった2人がより2人で楽しむことが好きになりました。
タイミング法の限界
2人のタイミングも合わせ、2人でしかできないことをやりまくり楽しく過ごしていました。
しかしタイミング法は、なぜ妊娠しなかったかがわからず神頼みのところが大きいです。そして病院からは、この日が排卵予想日しか言われない。1番は私が病院に付き添えない、産婦人科だから子どもがたくさんいる。これが大きかったですね…
タイミング法の限界というより産婦人科の限界ですね。産婦人科に何回も通うのは妊娠してからの方が絶対良いです。
私はとことんお金を出す！と決めて大都会のクリニックに通おうと妻に言いました。ちょうど妻も考えていたみたいで、すぐに転院することになりました。
まとめ
タイミング法の限界の時は、人それぞれですが私達の限界は産婦人科で1人で子どもを見るのが辛くなった時でした。
今後不妊治療をする方が産婦人科に通う場合は、何回までと決めた方がいいかもしれませんね。私の一意見ですが。もしくは初めから不妊治療専門のクリニックにいく方がいいかもしれません。今後の私の日記を参考にしてもらえれば幸いです。
不妊治療中は、なぜか妊娠報告が多く感じる、ちょっとした言葉でも傷ついてしまいます。不妊治療をしている人たちも周りの人も気を使い、変な空気になってしまうこともある。いろんな方にこの日記を読んでもらって妊活、不妊治療が身近なものになって、みんな知っててみんなで子どもを望むことができる社会になればなと思います。
次回は新しい病院について書いていきます。合わせて妊活日記のトップ画像の話も書きます。
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