前回のお話
前回は3つ目のクリニックに転院して、また検査をしました。もう検査は懲り懲りです…。
しかしまさかの結果が出て2人でびっくり!!!
まさかの抗精子抗体陽性から陰性に!!!
お医者さんはこんなこと初めてと言ってました。すごい方の初めてを奪っちゃいました。
しかし結局原因不明になったということで、計画がズタボロ…。顕微受精にするのか体外受精にするのかを相談するつもりで3つ目のクリニックに来たのに…。
とりあえず人工授精をするということになりました。私たちはとりあえず人工授精が多い・・・。
というのが前回のお話でした。
感覚がおかしくなる
題名にも書いている通り、不妊治療をしていると感覚がおかしくなります。
金銭感覚、人間関係の感覚がおかしくなり、どうせ無理だろうというネガティヴな感情が普通になり、私たち2人だけ取り残された感覚になります。
私たちが不妊治療を始めて2.3年はSNSをあまり見ませんでした…
人は人!!と思っていたからです。
その考えになるのも良くないですよね…
だから今不妊治療をしている人がSNSで絡んでいるのを見てすごいなと思いました。
金銭感覚もカードの支払いが私の給料の倍以上の請求なんて当たり前。
周りの人の「きっと大丈夫!」の言葉を聞きたくなくて、私たちはコロナ禍を理由に人に会いませんでした。
ニュースでは誰々が妊娠しました。第二子を出産されたなどが多く耳に入り、この世界に取り残されたんじゃないか?と思うくらいでした。
おそらく妻には当時、私がこんな感じだったとは悟られていませんでした。
私が崩れたら誰が妻を支えるんだと言い聞かせて、自分の悲しさに蓋をしていました。
それが余計に感覚をおかしくしたんだと思いますが…
金銭感覚に関してはおかしくなったというより高すぎるんですよね…
不妊治療が…
保険適用だからいける部分もあるけど、保険適用になってないからいけない部分もありますからね…
妻の一言
妊活を進めていくと感覚がおかしくなる時が多々あります。男女ともにだと信じてます。
でもそれは本気で子どもがほしいからです。
本気だからこそ悲しくなるし、人が羨ましく思うんです。
今となっては、このおかしくなる感覚は良いものだけど、取り扱いを間違えるとダメだなと思います。
だからこそ同じ後悔をみなさんにしてほしくないからこうやって発信していきます。
その取り扱いとは、1人で抱え込まないことです。
私は妻に弱音を吐きませんでした。
それは私も悲しいですが、妻の方が心身共にダメージが来るからです。
男は出すだけでダメージはありません。むしろかいか…
これは男のプライドだなと後悔しています。
夫婦これから人生を最後まで共にする2人なのにプライドなんてあってはいけないなと今では強く思います。
妻に言われた一言が今でもずっと心に残っています。
悲しいのは私だけ?
私だって今回も妊娠していませんと言われたら、悲しいです…もちろん…
でもプライドのせいで妻を傷つけていた…
支えるだけが男にできることだと勘違いしていました…
一緒に傷付いたら、一緒に悲しむ。
そんな簡単なことを忘れていました…
もちろん支えることは大切です。
今でも後悔というか心に残り続けていますね…
みなさまの不妊治療を含む妊活が後悔がないように
男にできることは
支えるだけでなく、一緒に感じることです。
奥さんの言うとおりにするだけも違います。
一緒に感じて一緒に考えて一緒にするんです!
男性のみなさん!
着飾らないで、ありのままの自分で!!
精子とお金とプライドは自分から出していきましょう!!!!
時には悲しいという感情を前面に出すことも忘れずに!
まとめ
クリニックには、妻と一緒にほとんど行き、検査、検査結果などを聞いてきました。不妊治療が続いていくとどうせ今回もダメだろう。と思う時があります。
私は、どうせという言葉が好きではありませんが、追い込まれてくると出てきます。
どうせの次に来る言葉は、絶対にマイナスな言葉です。
マイナスなことを考えたくはありませんが、不妊治療が続いてしまうと考えてしまいます。
私も妻も完全におかしな感覚に陥っていましたが、2人でなんとか変な方向に行くことはありませんでした。
それは2人でちゃんと共有したからです。正直に〇〇さんのあの一言に本気で苛立ったとかあの人の顔を見たくないとか腹黒いことも全て共有しました。時には義理の親のことなども言いました。(同居しているから余計に)
何を言いたいかというとみんな感覚とか感情がおかしくなるので、安心してくださいということです。
でも変な方向に行かないように(誰かを傷つけるようなこと)だけ気をつけないとですね。
1人で抱え込まないように!
2人で幸せな妊活ライフを過ごせますように!
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