なぜ男目線の妊活日記を書こうと思ったのか?
妊活についての情報がほぼほぼ女性目線のものが多く、男性の多くが妊活に非協力ということを聞いたからです。
妊活には、女性に原因がある不妊治療、男性に原因がある不妊治療、原因がわからない不妊治療などさまざまな妊活があります。
こうだからこう!という正解はなく、それぞれにあった治療があります。ただ1つ言えるのは、2人で協力してするのが大事ということです。
この男目線の妊活日記を読んでいただき、2人で協力して妊活を楽しめるようになればという思いで書いてます。
今回は第7話です。1話から話が続いていますので、まだご覧になっていない方は、男目線の妊活日記①から読んで頂ければ話は繋がります。
新たな検査(ピロリ菌、抗精子抗体)
前回の男目線の妊活日記⑥で書いたフーナー検査で、精子が0という結果が出てしまったので新たな検査をしました。
ピロリ菌と抗精子抗体の二つの検査をしました。私たちが受診した時の先生は、おそらくピロリ菌かもね〜。抗精子抗体を持っている人は、ほとんどいないから安心して〜。と言われました。
ピロリ菌
ピロリ菌という病原体を聞いたことがある人も多いかと思います。私も聞いたことありましたが、それは不妊の原因ということではなく。胃の病気?か何かで聞いたことがあるだけでした。
ピロリ菌も不妊の原因になると少し前に論文で発表されたみたいですね。
え?その菌が?というものが今後も不妊の原因として出てくるかもしれませんね。
抗精子抗体
これは漢字のままですよね。最初厨二病ではないんですが、かっこいい名前やなと思ったのを覚えています。
精子を抗う(あらがう)
抗体 … 異物を排除する
この二つから予想するに精子を異物と認識して排除するものということになります。
なかなかえぐい抗体ですよね…。
検査結果
後日検査の結果が出たので、病院にいきました。入るといつもの机の上に紙が置いてあります。
今回は見ないようにして先生の言葉を聞こうと思いました。
ピロリ菌は大丈夫でしたが、抗精子抗体+でした。
ん???????プラス?????プラスということは良い事何だろうか????
そんなわけないですよね…。さすがの私でもわかりますよ。
抗精子抗体が不妊の原因だったんですね。
原因がわかってよかったんですけど、ほとんどいないと言われた抗精子抗体が出て、しかも値もだいぶ高いとのことでした。2人ともショックがデカすぎて、先生の話が入ってこない…。妻は号泣していました。
私も泣いている場合ではないと思い、踏ん張りました。今回で今後の治療方針を決めるのは難しいので、また次回受診しますと伝えて病院を後にしました。
病院の帰り道
この時、2人とも自転車で病院まで行っていました。2人とも無言でひたすらペダルを漕いでいるだけでした。こういう時は、私が妻を励まさないといけない時だと思い、喋りかけました。
ただ私自身もだいぶダメージがあったのか気の利いた言葉が出てきませんでした。振り絞って出した言葉が…
俺以外との子どもはこれでできへんな〜
今思えば本当にアホですよね…。
この言葉を言った後、妻の様子を見ると少し微笑みながら
なにをアホなこと言ってんの?と空気が和んだので良かったです。笑
そこから2人でいろんな話をしました。
そして妊娠したら食べることができないお寿司を食べにいきました。(回転寿司です。)
まとめ
新たな検査二つをすることでやっと不妊の原因がわかりました。2つ目の病院、何回も通院して、何ヶ月もかかりました。
ただ数ヶ月で原因がわかっただけでもこの時は、私たちはツイていると思いました。原因がわからず不妊治療を続けている方も多くいらっしゃいます。
まあでもこれでは終わりませんよね〜笑
これからも色々とあります。次回は将来について考えてみたというのを書いていこうと思います。
この日記は、不妊治療のほんの一部です。人の数だけ不妊治療の方法、感じ方、考え方などがあります。こんなやつもおるんやな〜。いろんな人がいて、それで良いと思ってもらえれば幸いです。
みなさまがパートナーと2人で幸せな時間を過ごしつつ、今後も幸せな時間が訪れますように。
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