なぜ男目線の妊活日記を書こうと思ったのか?
妊活についての情報がほぼほぼ女性目線のものが多く、男性の多くが妊活に非協力ということを聞いたからです。
妊活には、女性に原因がある不妊治療、男性に原因がある不妊治療、原因がわからない不妊治療などさまざまな妊活があります。
そして人の妊活、不妊治療の様子などを見てもどうせ私たちとは違うと思ってしまいます。私もそうでした。どうせ子どもできるんやろ。と。荒んでましたね〜笑 今となっては反省です。
こうだからこう!という正解はなく、それぞれにあった治療があります。ただ1つ言えるのは、2人で協力してするのが大事ということです。
今回は第8話です。1話から話が続いていますので、まだご覧になっていない方は、男目線の妊活日記①から読んで頂ければ話は繋がります。
できるだけ不妊治療を含む妊活をポップに発信したいと思っております。
不妊治療について全く知らない人の入り口のような妊活日記、不妊治療をしている人たちの癒しやヒントになればと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
前回までのあらすじ
読んでいない方は、先にどうぞ!(男目線の妊活日記⑦)
フーナー検査の結果が0というのが出たので、新たにピロリ菌と抗精子抗体の2つの検査をしました。
お医者さんには抗精子抗体はほとんどの人で出ないと言われましたが、まさかの陽性でした。
気の利く言葉が妻に言えず…。
これで俺の子ども以外できへんな。
これは流石に今でも恥ずかしいです。笑
さて今回はこの続きです。抗精子抗体陽性の後の治療計画のお話です。
次の通院まで
次の通院時に今後の治療方針を決めることにしました。次の通院は珍しく私が一緒に行けない日程になってしまいました。(滅多にないのに悔しい…)
行けない代わりに抗精子抗体について調べようと思いました。これ以外もずっと調べることはしていました。
男性の皆さん調べることはとても大切です。しかし、調べていても女性の方がその遥か上を調べているので、簡単に「こうやろ?」とも言わないほうが身のためかと…。
でも男性の肩を持つわけではありませんが、不妊治療について調べると発信しているのが女性の方ばかりで見るのを少し躊躇してしまうんです。(男性の悪口が多いし…。)だからなに?と言われそうですが、少しだけ理解していただければ幸いです。
さて抗精子抗体について調べた結果、数が少ないので何とも言えませんが、体外受精になる可能性が高いことがわかりました。
情報がいろんなところにあるので、なにが正しいか分かりません。情報を精査する必要はあります。そして何よりこうやった妊娠するよっていう情報が多過ぎます。
ブラックな部分少しだけだしますが、それであなたができただけで私たちができるとでも?できた理由は誰にも説明できませんよ?
だめだだめだ…。我に返らなければ!!!!!
はい!ということで体外受精になるのかな?と少し頭に入れて通院時に妻にいろいろと説明を聞いてもらうことにしました。
妻だけでの通院
治療計画を立てるために妻だけで通院した日のことです。私がどうしても忙しい時期で仕事を休めず…。(結構いつもなにがなんでも休むんですが)
そういう時に限ってですよね…。
妻が病院で泣いたんです…。普段は私と2人の時に泣くんですが…。
支え合って妊活しよう!と約束したのに支えられず…。休めなかったことを後悔しました。これからは絶対に仕事を休もうとここで決意しました。
今回はなかなか話が脱線してしまう…。戻します。
妻が泣いた理由は、お医者さんの一言です。その言い方も酷いものでした。
抗精子抗体だったら顕微授精しかないに決まってるやん
私も直接聞いたわけではありませんが、捨て台詞のような言い方で、妻の気持ちを考えずの発言だったそうです。
不妊治療をしてて感じましたが、お医者さんが作業のようにこれだからこうというのは良くないなと。
不妊治療以外のお医者さんが風邪だから風邪薬出しとくね〜とは違うんです。
クッソー今これを書いててムカついてきたー笑
ということで妻がなにも考えられず、この通院は終わりました。
次回の通院で絶対文句言ってやろうと鼻息を立てて行きました。
2人で通院
妻を泣かせた奴はどこだ〜と病院に行きましたが、そういえば今通っている病院は、お医者さんを選ぶことができないところでした。呼ばれた番号の部屋に入り、あなただったのかとわかるんです。
だから今回は違う人でした。とても良い人でした。人によって全然違う。最近流行の〇〇ガチャですね。(今回はお医者さんガチャ。)
とても優しい人で優しく抗精子抗体のことや今後のことを説明してくれました。
治療方針としては、いきなり体外受精にいくわけではないということでした。そしてこの頃から不妊治療を保険適用にするかしないかの議論が進められていました。
正直不妊治療にお金をいくら積んでも良いという気持ちで病院に乗り込みましたが、安月給なもんで保険適用と聞くと耳を傾けてしまいます。
体外受精の費用が1,000,000円を超えるんですよ?何か月分の給料なんだ…。桁間違えてません?と誰もが思いますよね?
保険適用でもその3割くらいなんでしょうが…。はい!話を戻します。
これからの治療は、いきなり体外受精ではなく人工授精を数回してからダメなら体外受精をしようということになりました。
(そして体外受精が保険適用になることを待とうと思いました。お医者さんもおそらく保険適用になるだろうということだったので)
まとめ
今回はお医者さんガチャという題名で書きましたが、決してそれが悪いわけではなく、人には合う合わないがあります。私たちの気持ちと合わなかっただけで、とても良い病院です。
前回の番外編で書きましたが、不妊治療は地図のない真っ暗な迷路です。
今どこにいて、どこに進んでいて、どこを目指しているのかがわかりません。
〇〇しかないやん!〇〇に決まっている!などは違うんじゃないかな?ということを伝えたかっただけです。
私たちは気持ちに寄り添って欲しかったんだろうなと今では思います。でも逆の立場なら、そうできたのかな?と少し自信はないです。
次回は初めての人工授精について書く予定です。
みなさまがパートナーと2人で幸せな時間を過ごしつつ、今後も幸せな時間が訪れますように。
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